2024/05/01お知らせ
中小企業IoTスモールスタートモデル形成事業補助金 成果報告会のご案内
昨年度、当協会が釧路市の補助金を活用して実施した標記事業の報告を開催いたします。
日時:令和6年5月24日(金)14時30分から
場所:Digital Station デジラポ
内容:補助事業成果報告
①人感センサー活用によるリアルタイム空席状況確認システム&関係人口を増やす利用者データ活用事業(㈱うつくしろ)
概要:施設内にセンサーを導入し、リアルタイムで利用状況をWeb上で確認でき、施設の混雑状況把握に役立つシステムを
構築した。また、施設利用者アンケートをオンライン化し、クラウド保存で管理・集計が容易に行うことも実施した。
②AIカメラ及び券売機データ収集によるコストの適正化とサービス向上への取り組み(㈱ウエルシア)
概要:AIカメラシステムを導入設置し、駐車場の混雑状況の把握・分析、来店者へ案内表示やデータの収集・分析などを
実施した。また、データを活用したサービス提供の試験的取り組みを実施した。
③中小企業IoTスモールスタートモデル形成事業報告会の振り返り
今迄採択された5テーマの概要をお伝えします。
・無線LAN環境の構築による酒造工程の品温記録とデータ分析
概要:酒造りは伝統的な寒造りで行われ、温度管理は職人の五感で行われてきました。この属人化されてきたデータを
記録・分析することで、職人業務を効率化し、誰もが操作・確認できることを目指した。
・IoT加工終了通報装置によるデジタル管理の実現・生産性向上
概要:製造現場の業務や管理が属人的で、生産性向上を阻害していることから、IoT導入により改善を目指した。具体的に
はNCルータの無動作時の時間損失削減、機械稼働時間の正確な記録化、Wi-Fi環境整備によるデータ収集を実施した。
・食品製造場向けHACCP運用支援システムの導入と業務効率化
概要:HACCPによる衛生管理が義務化されたことにより発生する人的・金銭的な負担を抑え、業務の効率化を目的とした
システムの導入と運用を行った。具体的には、庫内の温度管理や従業員の体温情報等を一元管理することを実施した。
・クラウドを活用した工事現場の生産性向上事業
概要:工事現場の黒板の電子化や工事現場の遠隔監視により、時間や人手不足といった課題に取り組んだ。具体的には
ライブカメラ設置で現場の映像活用、専用タブレットで電子黒板、現場確認を実施した。
・コミュニティスペース「港まちベース 946BANYA」会員利用者管理
概要:施設を利用する会員の体温管理と顔認証、スマートロックを活用し、利用状況を把握する。また、顔認証データを
自動連携し、DBに蓄積。データ分析を通じて顧客満足度向上を目指すことを行った。
参加費:無料
詳細は添付ファイルをご覧ください。
データ活用、業務改善等に役立つ内容となりますので、是非、参加をお待ちしております。
参加にあたっては、5月22日(水)までに、
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScwNg35yOilPQq_Q4UBrfKtRhLOPiQlY_WnTjZ6exjvc7CxMA/viewform より申し込みをお願いいたします。